2.自分が伝わる応募書類の作り方
履歴書や職務経歴書は、あなたの評価を決める大切な書類です。
作成ポイントをおさえ、自分の魅力をしっかりとアピールしましょう。
おさえておきたい履歴書作成のポイント
手書き?それともPC?
手書きの履歴書が一般的ではありますが、最近ではPCで作成した履歴書でも問題ないケースもあります。 限られた時間の中での転職活動であるため、PCでの履歴書をおすすめしますが、手書き指定のケースもあります。 その場合はアニジョブの募集要項に明記されていますので、確認をお願いいたします。
誤字・脱字に気をつける
文章に誤字・脱字が多いようでは、丁寧さや誠実さに欠ける印象を与えてしまいます。実際に書き込む前に文章を推敲し確認しましょう。
手書きの場合は、文字を丁寧に書くことが大事です。内容が読みやすいように注意しましょう。 間違ってしまった場合は、二重線での訂正や修正液などを使わずに新しい用紙を使用しましょう。
PCの場合、必ず行っていただきたいのがプリントアウトしてのチェックです。PC画面では誤字・脱字に気がつかないケースがあるため、 必ずプリントアウトしてチェックしましょう。一生を左右する大切な職場選びですので、チェックを重ねる事はとても重要です。
志望動機の使いまわしは避ける
どこでも利用できてしまう志望動機は、採用担当者の印象に残らず働く意志が伝わらないでしょう。 なぜその病院/企業を選んだのか、どんな経験が活かせるのか、何を目指しているのか、 などの病院/企業が採用したくなる理由が記載されているかどうかが重要です。
当然、自身の経験や価値観を元に作成したフォーマットは活用すべきですが、アニジョブで選考先の 病院/企業の経営理念や診療方針を必ず確認し、働きたい理由を病院/企業ごとにカスタマイズしたうえで、 志望動機に反映させることを心がけましょう。
項目別に見る履歴書の書き方
履歴書の書き方


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日付
「記入した日付」ではなく、「提出する日付」を記載します。郵送する場合は投函日、面接など直接持参する場合は当日の日付となります。
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写真
3ヶ月以内に撮影した証明写真が必要です。面接をする責任者や院長先生は何百枚もの証明写真を見ています。 その中で、キラリと光る存在感を出すためには、写真1枚にも意識をすることが大切です。口元は、口角をあげた笑顔の写真が印象がいいでしょう。 逆に口角が下がり、暗い顔だと印象が悪くなります。
スナップ写真の切り抜きやプリクラなどはもちろんNGです。証明写真用のスピード写真、もしくは写真館で撮影したものを使用しましょう。 また、剥がれ落ちる場合に備え、裏面に名前を記載しましょう。
最近は就職活動用に、メイク付で撮影し、データで納品いただける写真館もあります。時間も費用も発生しますが、 素晴らしい職場にめぐり合うための投資と考える方法もあります。 -
現住所 / 連絡先
現住所は、都道府県名や集合住宅の名称・号室も略さずに書きます。
連絡先は、携帯電話の番号でもかまいませんが、電波状況や現在勤務している病院の状況によっては 連絡を受けられない恐れもあります。就職・転職活動が始まったら、携帯電話の留守電機能をオンにしておき、 連絡を受けたらできるだけ早く折り返すようにしましょう。 -
学歴
一般に高校以降の入学・卒業年月を記載します。 学校名は正式名称を記載します。 特に獣医師の場合、高校卒業→大学入学→大学卒業の年月を重要視しますので、年月の間違いがないように注意しましょう。
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職歴
職歴が複数あるときは、それぞれの入職・退職年月を記載します。退職の理由は「一身上の都合により」とするのが一般的です。 動物病院勤務の場合は、病院名に加えて、病院の場所、科目、役職などを記載すると丁寧な履歴書になります。 基本的には常勤としての勤務先を漏れなく記載しますが、非常勤のみの勤務期間が長い場合は、非常勤の職歴もきちんと記載しましょう。
また、職歴にブランクがある場合も面接で聞かれることを想定し、その期間で何を得たか、どんな体験をしたかを回答できるように準備をしましょう。派遣勤務の場合は、派遣会社の名前や派遣先の企業名を記載しましょう。(機密情報で記載できない場合は、業種名がよいでしょう。)
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免許・資格
獣医師の方は、獣医師免許取得年月、動物看護師・トリマーの方は専門資格について記載します。 専門資格については、正式名称、取得した協会名などを記載すると丁寧な印象になります。 専門資格以外の自動車免許など一般的な免許の記載も必要です。
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志望動機
志望動機は多く選択肢があるなかで、なぜその病院/企業を選んだのかを記載します。 具体的には自分の将来のビジョンとその病院/企業のビジョンが重なる部分を強調するといいでしょう。
また、自身の強みと志望動機に一貫性があるかどうかもチェックをしましょう。ご自身の個性を形作ってきたものが何なのかを正しく理解し、その上でどんなことを実現したいかを明確にしましょう。
獣医さんのための職務経歴書作成のポイント
職務経歴書に決められた書式はある?
職務経歴書は履歴書と違って、書式・形式は自由です。
職務経歴書用紙も販売されていますが、一般企業向けの時系列に沿って業務内容をまとめていく
「編年体形式」となっているため、獣医師の方にはおすすめしません。職務経験を「職務内容」
でまとめる方法がよいでしょう。
また、職歴の部分は
例えば、編年体形式では
●年●月 ●●動物病院にて外科を担当
●年●月 ●●動物病院にて▲▲の処置を担当
という形式になります。勤務医の方のヒストリーを理解するのには役立ちますが、より個性が伝わるように価値観を発出するようにしましょう。
そのためには、以下のような例文を参考に記載するとよいでしょう。ポイントは自身の価値観を表現できるエピソードと向き合い、職務経歴書の中で表現することに力を注ぐことです。
例文
●年●月 ●●動物病院にて外科を担当。8歳のチワワちゃんの水頭症のオペが忘れられません。
我が子のように育ててきた老夫婦の飼い主様に麻酔のリスクと手術の成功率について、何度も議論を重ねました。
非常に難易度の高い手術を、院長と一緒に遂行しましたが、残念ながら術後の経過が思わしくなく患者さんは亡くなってしまいましたが、
術前に重ねた打ち合わせをご評価いただき、飼い主様から、動物病院宛に今でも年賀状が届きます。
その時から、①飼い主様と真摯に向き合うこと ②出来ない理由を考えるのではなく、可能性が1%でも
残っている限り突破口を探す ということを肝に銘じて飼い主様と向き合うようにしています。
採用担当者はどこをみてる?
自由度が高いゆえに、職務経歴書はいかにわかりやすく、自分自身のアピールポイントが伝わるかが重要なポイントです。 採用担当者が、職務経歴書を見た後に「興味を持てるか」「一緒に働くイメージができるか」が大事なので、 下記のポイントをふまえて相手のことを考えた内容でまとめましょう。
- 求める技術・スキルを満たしているか
- 仕事に意欲を持っているか
- 自分自身の強みをきちんと把握しているか
重要なのは、自身の大切にする価値観と、選考先の動物病院/企業を志望する、志望動機との一貫性です。
アニジョブは自身の価値観を伝える項目が多くありますので、自己分析をしたうえで、余すことなく自分をアピールしましょう。
構成はどうしたらいいの?
職務経歴書は大まかに下記の構成で問題ありません。
- 職務経歴
- 免許・資格
- 専門分野
- 所属学会
- 主な研究内容・論文・書籍など
- 自己PR
一般的でない略語を使わないように注意し、できるだけ個条書きにして、採用担当者の方が読みやすい文章にしましょう。
なお、アニジョブでは「WEB履歴書」の項目をすべて記載すれば、必要事項をすべて記載したことになりますので、 あとは文章が読みやすくなるよう、プリントアウトして推敲してください。
項目別に見る職務経歴書の書き方
職務経歴書の書き方


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職務経歴
時期・勤務先・所在地・職位を表形式に時系列でまとめて記載しましょう。
勤務した病院での業務、症例数等を数字を用いてまとめると伝わりやすくなります。
前述の「職務経歴書作成ポイント」を参考に、必ず、自身の価値観を記載するようにしましょう。 -
免許・資格
改めて獣医師免許およびその他保持している資格等の情報を記載しましょう。
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専門分野
得意とする分野、なるべく応募する病院/企業に関連する、興味を持たれる分野を記載しましょう。
習熟度によって「専門」と名乗って良いかは個人の裁量によります。よって、自身の経験した分野や自信のある分野は、 極力アピールのためにも記載し、面接の中で補足説明を行うようにしましょう。 -
所属学会
履歴書に書けなかった所属学会を記載しましょう。
所属する学会が面接する院長と近しければ、当然、面接では親近感を覚えていただける可能性があります。 そのためにも、学会の理事長名や設立趣意、活動内容は即座に返答できるよう、正確に記憶しましょう。 -
主な研究内容・論文・書籍など
あなたの実績を伝えられる項目になります。論文については、必ず副題も含めて記載しましょう。
獣医師先生は探究心も旺盛ですので、卒論のテーマを記載しただけで就職にプラスにはたらいた例もあります。 ぜひ、自身の経歴を語る意味でも記載しましょう。 -
自己PR
応募先の病院/企業への転職を志望する理由について、熱意が伝わるように記載します。
履歴書の志望動機より詳しく書くとよいでしょう。まずは自身の経験でアピールできるプラス要素を洗い出し、書きあげましょう。 ただし、長くダラダラと書いてしまうと読みにくくなってしまうため、伝えたいポイントを絞ることが大事です。 適切に段落分けを行い、わかりやすい文章にしましょう。